旦那さんあるいは奥さんが強迫性障害を患っていて、
離婚を考えている方もいらっしゃると思います。
特に、お子さんがまだ小さくて、奥さんが強迫性障害の
場合、
子育てに悪い影響が出ることが懸念されます。
女性は妊娠によって、赤ちゃんを守っていかなければ
ならないという思いが強くなり、出産後は、元気に健康に
育てなければいけないと感じます。
赤ちゃんをばい菌から守るために身の回りを清潔にしなければ
ならないということは、母親ならば誰しもが思うことです。
しかし、人によっては出産、育児といった体調に変化を及ぼす
女性特有の出来事があったときに、性格や育った環境要因などが
影響して強迫性障害の症状の一つである不潔強迫を患ってしまう
ことがあります。
自分自身のみならず、もし、子供が外から帰ったら玄関で着替え
させ手足を洗わせる、外から持ってきたものはすべて洗う、トイレを
子供の好き勝手にさせないなどの行動を奥さんがとっているとしたら、
すでに重度の強迫性障害です。虐待と言ってもいいでしょう。
このようなケースではご主人も離婚を考えてしまうかもしれませんが、
まずは、奥さんに専門医の診察を受けさせることです。
もし、
奥さんが病院に行くことを嫌がっていたら、ご主人が連れていくべきです。
とにかく、一刻も早く病院へ行きましょう。
離婚を考えるのはそれからでも遅くはありません。
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強迫性障害の克服には