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強迫性障害の発症のきっかけ

強迫性障害には、発症のきっかけはあるのでしょうか?

発症のきっかけがある人もいれば、はっきりとしたきっかけがない人もいます。

きっかけがある場合、人生の節目のストレスのかかる出来事が理由で、発症することが多いです。
受験、思春期、進学、就職、結婚、離婚、家族との死別などですね。
女性の場合はさらに、妊娠、出産、育児といった体調に変化を及ぼす女性特有の出来事も加わります。

このようなことをきっかけとして、性格や育った環境要因などが影響して発症にいたります。

また、地震や火事などの自然災害や交通事故といった、PTSD(心的外傷後ストレス障害)にも
なりかねないような怖い体験をした後に強迫性障害を発症することも多くなっています。

さらに、安らぎのない家庭で育った場合のように、幼児期の家庭環境が影響することもあります。

一方、何がきっかけだったのか、発症したのはいつかもわからないまま、だんだん症状が悪化して
しまう場合もあります。

知らず知らずのうちに手を洗ってもきれいになっていないと思うようになった。
それほど気にも留めていなかったが、だんだん頭に繰り返し浮かんでくるように
なって、何度も手を洗わないと気が済まないようになってしまい、日常生活に
支障が出て、ようやく気付くというケースです。

また、本人よりも家族が強迫性障害の発症に気付く場合も多くあります。

強迫性障害の克服には



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強迫性障害とは

強迫性障害とは、たとえば、外出中盗みに入られる心配や火事になる不安、また
何度手を洗っても汚れが落ちていないといった不快、不合理な考えが自らの意思に反して
頭に繰り返し浮かび
(これを強迫観念という)、そういった不安や心配を消そうとして
外出前に鍵を閉めたか何度も確認してしまったり、ガス栓を閉めたか
繰り返し確認したり、過剰に手を洗い続ける(これを強迫行為という)などの
行動を何度もしてしまう病気です。

不快、不合理な考えを気にしないようにしても、抑えようと思っても抑えらず、
ばかげている、つまらないことだと自分でもわかっていても、やめようとすると
不安が増大するのでやめられず、同じ行動を繰り返してしまう
ところに特徴があります。
本人自らが、やりすぎだと思っていてもやめられないのです。

何回も戸締りを確認したり、何度手を洗ってもきれいになったと思えずさらに
洗ってしまうということは、どんな人にも経験があると思いますが、強迫性障害は
それが度を越して、日常的に習慣となってしまう
のです。

強迫性障害は、国内で成人の40人に1人が発症しています。まわりに相談できずに
一人悩んでいる人も多いでしょう。日常生活に支障をきたすことになりますので、
何らかの治療が必要となります。

強迫性障害の克服には



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