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強迫性障害と性格の関係

強迫性格という性格があります。
完璧主義、真面目、形式にこだわる、頑固といったものです。

こういった性格の持ち主が強迫性障害になりやすいと
思われがちですが、精神医学界では、強迫性障害を発症しやすい性格はない
というのが一般的
です。

生まれながらの性格によって強迫性障害になってしまうことはないのです。

次に、ある行為について、それが強迫性障害か否かという点ですが、
本人がその行為を好きで行っているか苦痛を感じているか、 日常生活に支障が
あるかないか
がポイントになります。

たとえば、テーブルの上に物を置くときの置き方や本棚の本の並べ方に
強いこだわりを持っている人がいます。

テーブルの上の物をまっすぐ均等にきっちり置かないと嫌だ。本棚の本を
大きさごとにきっちり並べないとだめ、乱れていると落ち着かないといった
感じです。

形式にこだわるのは強迫性格の一つです。

しかし、こういった強いこだわりがあって、それが厳密なものであっても、
日常生活に問題がなく、精神的なストレスもないのであれば、それは、 強迫性障害ではありません。


強迫性障害の場合は、患者本人が自分の行為の不合理、不快性をわかっていて、
物の置き方や並べ方についても仕方なく行っているので、精神的苦痛も大きく、
また、強迫行為に多大な時間を費やすため、日常生活に支障が出てくるのです。


強迫性障害の克服には



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